シネマとライブと雑多な日々

映画やライブを見て感じたこと、考えたことを気ままに綴ります。

観たあと、幸せ気分になれる。韓国映画『ビューティー・インサイド』&『ダイナマイト・ファミリー』!

1役を123人が演じるというぶっ飛びの設定で魅せるビューティー・インサイド

自分の恋人が、朝目覚めるたびに、姿形ばかりか性別、年齢までもが変わってしまう病気だったら…。そんな人を愛することができるのだろうか。

あり得ない設定なのに違和感ないどころか、おしゃれで、上品で、あたたかい気持ちになる! 

『ビューティー・インサイド』は、そんな映画だった。

主人公の家具デザイナー、ウジンを演じるのは123人の俳優さん。老いも若いも、男も女も、子どもまでいて、イ・ドンウク、イ・ジヌクなどテレビでよく見る俳優さんもたくさん出ている。ひとりの主人公として認識できるのか、と思ってしまうかもしれないが、主人公ウジンのナレーションが、最初から最後までひとりの俳優さんが担当しているので、混乱することなく観ることができる。

ウジンの恋人役を演じるのは、『監視者たち』『トンイ』のハン・ヒョジュ。透明感があって、やさしい雰囲気で、恋する演技も切ない演技もバツグン。ありえない設定の物語にすんなり気持ちが入っていけたのは、彼女のナチュラルな演技のおかげかなぁと思ったりもした。

ペク監督は、CM制作や広告デザイン、ミュージックビデオの世界でずっと活躍してきた人だという。その監督の長編デビュー作。

出てくる手作りの家具や、部屋の雰囲気、小物、衣装や、部屋に差し込む光の感じなど、映画全体がシンプルでおしゃれで、ほっとする空間だった。

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gaga.ne.jp

 

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5人兄弟と一緒に犯人探しのドキドキが味わえる『ダイナマイト・ファミリー』

ブログタイトルに「ライブ」と入れながら、最近はほとんど2PMがらみのライブしか行っていないのだけど…。そして、2PMの中で一番好きなのはJun.Kなのだけど…。末っ子チャンソンが出ているのならば観なくては!と思って行ったこの映画。

両親の再婚で不服ながらもきょうだいになった5人が、両親の失踪事件にからんで繰り広げるドタバタ&ハートフルな犯人探しの物語。テンポよく流れるストーリーに、所々アレ?と思わせる伏線を挟みつつ、5人兄弟と一緒に犯人探しのドキドキが味わえ、ホロリと感動もさせられてしまう。

2PMの人気をあてにしてるのか、「2PMのチャンソン待望の映画初主演!」という宣伝文句には、「いやぁ〜、あれは主演ではないでしょ」と突っ込みたくなるが、全然かっこよくないチャンソンは、とてもいい味だしていた。

さえない長男役のユン・サンヒョンや、ガラが悪いけれど愛すべき次男役のソン・セビョク、鋭い眼光が気になる長女役のイ・アイなど、それぞれキャラが立ってて、そこもよかった。監督はチョン・ヒョンジュン。ほかにどんな作品があるのか検索してみたけど、見つけられなかった。

dynamite-family.com

 

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