シネマとライブと雑多な日々

映画やライブを見て感じたこと、考えたことを気ままに綴ります。

第88回アカデミー賞の行方…

今日は朝から、WOWOWで「第88回アカデミー賞授賞式」を鑑賞。

今年のアカデミー賞は、演技部門のノミネートがすべて白人俳優ばかりということで、開催前から物議をかもしていたが、司会を務めた黒人のコメディアン、クリス・ロックは、のっけからブラックジョークを連発。

さらに、授賞式の合間には、ノミネート作品の主役を黒人に変えた映像や、黒人が多く住むコンプトンで、住民にアカデミー賞のノミネート作品について聞いた映像を流すなどして、授賞式を見る人々に、終始、アカデミー賞が抱える問題点について、目を向けさせる構成になっていた。

すべて、ブラックジョークの味付けがされていたので、会場は笑いに包まれていたが、見ているほうは、お尻がもぞもぞするというか、何とも落ち着かない感じ…。

アカデミー会員数を増やすなどの改革をするようなので、来年以降はノミネートにも変化が出てくるのだろうか。

今年の賞レースは、レオナルド・ディカプリオが取るかどうかが注目されていたけれど、ようやく念願かなって受賞できて、みんながみんなホッとした瞬間だった。

個人的には、タイタニックのときのレオ様が好き。眉間にシワが寄って貫禄たっぷりの今の姿や、泥だらけ、傷だらけになりながら復讐にもえる『レヴェナント:蘇えりし者』のレオ様にはあまり興味をひかれないが、「賞を取った!」といううたい文句に弱いので、きっと見に行くと思う。

そのほかの受賞作は、WOWOWのサイトに詳しく紹介されている。

www.wowow.co.jp

 【追記】

クリス・ロックのブラックジョークの翻訳が、「BEAGLE the movie」さんのサイトで紹介されています。

beagle-voyage.com