シネマとライブと雑多な日々

映画やライブを見て感じたこと、考えたことを気ままに綴ります。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

名画座「新文芸座」で観た『ベテラン』&『国際市場で逢いましょう』の2本立てに、映画愛が呼び覚まされた!

4月初め、前から気になっていた池袋にある名画座「新文芸座」に行って韓国映画の2本立てを観た。いつもサービスデーを狙ってはしごするので、1日に同じ映画館で2本観ることは珍しいことではないけれど、名画座は何と言っても料金がお得! たいていはロードシ…

イギリスと日本の夫婦のあり方の違いを感じた新作映画『さざなみ』

人は、何を求めて映画を観るのだろうか? 楽しさ? 人生を考えるヒント? 刺激? 私の場合、観る映画を選ぶ理由は、アカデミー賞を取ったからとか、話題になっているからとか、テーマに興味を惹かれたからとか、そのときどきでいろいろだけれど、多くは自分…

♯今日の1本 エドワード・ノートンの初監督作はラブコメだった! 笑えて泣けた『僕たちのアナ・バナナ』

映画を観終わった後、幸せな気分になれる映画が私は好きだ。もちろん、考えさせられるような映画や、刺激的でわくわくする映画もいいけれど、心が疲れているときはこういう映画を観たくなる。 『アメリカンヒストリーX』や『ファイト・クラブ』など、観るの…

♯今日の1本 もうひとつのアメリカをじんわり堪能できるヴィム・ヴェンダース監督の『アメリカ、家族のいる風景』

観終わったあと、不思議な感覚に包まれる。 おちぶれた映画スターの主人公は、ただただ身勝手な男なのに、なぜか憎めない。老境に達して、「自分の人生なんだったんだろう」と振り返り、30年もほっぽらかしていた母親に会いに行くことからして、超身勝手。し…

ゲスは男のあこがれなのか!? 最初と最後に流れるT字路sのブルースがよかった新作映画『下衆の愛』

場違いなところに来てしまった感がきっとするに違いない…。と思いつつ、なんかこういう映画が気になってしまう。 『下衆の愛』公式サイト 4月に観たい映画候補に挙げていたものの、レイトショーのみの気配だったので、観ずに終わるだろうなぁと思っていたら…

老後について考えたいときにおすすめの映画『アバウト・シュミット』&『ミドルエイジ協奏曲』

こんな老後はイヤだ!と痛切に思う『アバウト・シュミット』 希望もなければ絶望もない。ジャック・ニコルソン演じる66歳のウォーレン・シュミットは、そんな人生を生きてきた男だ。 妻に「おしっこは座ってして」と理不尽な要求をされても黙って従う情けな…

4月公開の新作映画から、観たい映画をピックアップしてみた

今日はエイプリルフール。 いつも映画選びのときにお世話になっている「映画.com」が、やっちまったもよう。なんでも、『オデッセイ』の宣伝ビジュアルで、最近のゴシップネタをパロディにしたコンテンツを作ったところ、批判が殺到して謝罪することに。。。…