シネマとライブと雑多な日々

映画やライブを見て感じたこと、考えたことを気ままに綴ります。

♯今日の1本 日曜の夜はコレ! B級ノリが楽しい『ドリームキャッチャー』

スタンド・バイ・ミー』と『エイリアン』と『アウトブレイク』をごっちゃ混ぜに」したような映画である。

原作は、スティーブン・キング。これを『白いドレスの女』『ボディガード』のローレンス・カスダン監督が映画化した。

当時の宣伝のうたい文句は

「人類が想像すらできなかった超常現象と直面する圧倒的な恐怖、そして、意外な展開の末に待ち受けるヒューマンな感動を体験できる、まったく新しいサスペンス・ホラー超大作」。

 ホラーが苦手だったので迷ったが、少年時代からの仲良し4人組が遭遇する恐怖…という内容に惹かれて初日に観に行った映画だ。

この映画、かなりドキドキするし、怖かった。それでいて、昔懐かしいB級映画っぽいチープなワクワク感が随所にある。

しかし、この宣伝文句は、はっきり言ってかなり大げさに感じた。「超大作」や「感動」などに過大な期待を抱いて観ると、結構ずっこけるので要注意だ。

この映画を観るときは何も考えないのがいちばん。

例えば、日曜の夜、家族や恋人と、お菓子片手に肩を寄せ合って、ハラハラドキドキしながら楽しむべし。仮にCMが入ってもOKの、適度なユルさが心地よい。

それでいて、油断していると「オイオイ! そこまで話しが飛躍してしまっていいのかーっ」とツッコミを入れたくなるほど、ストーリーは大胆に展開していく。

この緩急が何とも言えない魅力だ。

サイコな陸軍大佐役を楽しんで演じてる風のモーガン・フリーマン。極秘の特殊任務につく彼が「この任務をジョン・ウェインから受け継いだ」というシーンにも要注目。

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