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シネマとライブと雑多な日々

映画やライブを見て感じたこと、考えたことを気ままに綴ります。

#私的名画シリーズ アラン・リックマンが印象的だった、笑えて泣ける「ギャラクシー・クエスト」

「サンダーバード」や「スタートレック」「宇宙戦艦ヤマト」で育った世代にはたまらない映画。熱中度が低くても十分楽しめるが、熱中度が高かった人ほど、爆笑頻度は高い。 ストーリーは。。。 TV番組「ギャラクシー・クエスト」の出演俳優たちが、物語さな…

♯今日の1本 リオがらみで思い出した2003年の衝撃作『シティ・オブ・ゴッド』

第15回東京国際映画祭でこのブラジル映画を観たとき、心底驚嘆した。 「こんな映画初めて観た!」というのが正直な感想。 その重苦しい題材からいって、一歩間違えば教訓タラタラの説教くさい映画になってもおかしくなかったのに、そうはならなかった…。 悲…

6月公開の新作映画から、観たい映画をピックアップしてみた

映画はやっぱり公開してからそんなに日を置かずに観るのがいいと感じる今日この頃。4月公開、5月公開の新作で、まだ観ていない映画がたくさんあるのに、6月も次々と新作が公開される。何本観れるかわからないけれど、あとでDVD化されたときの覚え書き用にも…

切ないのに、満たされた気持ちになれる! リアルなファンタジー映画『世界から猫が消えたなら』

世界から猫が消えたなら、この世界はどう変わるのだろうか……。 世界から僕が消えたなら、いったい誰が悲しんでくれるのだろうか。 120万部超のベストセラーとなった原作本は未読だったのだけれど、このキャッチコピーと自転車のかごに乗せられた猫のビジュア…

♯今日の1本 2006年のマイベストワン映画『ゆれる』

女性である西川美和監督が描く、男兄弟の心の「ゆれ」。 女だから、男だから、という文脈で語りたくはないけれど、この映画は監督の女性としての感性がとっても生かされた作品だと思う。 そもそも、こんな深くて、とらえどころのない心の「ゆれ」を作品にす…

5月公開の新作映画から、観たい映画をピックアップしてみた

4月に映画館で観た映画の感想も整理しきれないうちに、もう5月。。。 2010年から追いかけている2PMのアリーナツアーが4月23日から始まり、GWは代々木に3日間通うなどライブ三昧の日々だった。その感想はまた別の機会にすることにして、今月も5月に公開される…

名画座「新文芸座」で観た『ベテラン』&『国際市場で逢いましょう』の2本立てに、映画愛が呼び覚まされた!

4月初め、前から気になっていた池袋にある名画座「新文芸座」に行って韓国映画の2本立てを観た。いつもサービスデーを狙ってはしごするので、1日に同じ映画館で2本観ることは珍しいことではないけれど、名画座は何と言っても料金がお得! たいていはロードシ…

イギリスと日本の夫婦のあり方の違いを感じた新作映画『さざなみ』

人は、何を求めて映画を観るのだろうか? 楽しさ? 人生を考えるヒント? 刺激? 私の場合、観る映画を選ぶ理由は、アカデミー賞を取ったからとか、話題になっているからとか、テーマに興味を惹かれたからとか、そのときどきでいろいろだけれど、多くは自分…

♯今日の1本 エドワード・ノートンの初監督作はラブコメだった! 笑えて泣けた『僕たちのアナ・バナナ』

映画を観終わった後、幸せな気分になれる映画が私は好きだ。もちろん、考えさせられるような映画や、刺激的でわくわくする映画もいいけれど、心が疲れているときはこういう映画を観たくなる。 『アメリカンヒストリーX』や『ファイト・クラブ』など、観るの…

♯今日の1本 もうひとつのアメリカをじんわり堪能できるヴィム・ヴェンダース監督の『アメリカ、家族のいる風景』

観終わったあと、不思議な感覚に包まれる。 おちぶれた映画スターの主人公は、ただただ身勝手な男なのに、なぜか憎めない。老境に達して、「自分の人生なんだったんだろう」と振り返り、30年もほっぽらかしていた母親に会いに行くことからして、超身勝手。し…

ゲスは男のあこがれなのか!? 最初と最後に流れるT字路sのブルースがよかった新作映画『下衆の愛』

場違いなところに来てしまった感がきっとするに違いない…。と思いつつ、なんかこういう映画が気になってしまう。 『下衆の愛』公式サイト 4月に観たい映画候補に挙げていたものの、レイトショーのみの気配だったので、観ずに終わるだろうなぁと思っていたら…

老後について考えたいときにおすすめの映画『アバウト・シュミット』&『ミドルエイジ協奏曲』

こんな老後はイヤだ!と痛切に思う『アバウト・シュミット』 希望もなければ絶望もない。ジャック・ニコルソン演じる66歳のウォーレン・シュミットは、そんな人生を生きてきた男だ。 妻に「おしっこは座ってして」と理不尽な要求をされても黙って従う情けな…

4月公開の新作映画から、観たい映画をピックアップしてみた

今日はエイプリルフール。 いつも映画選びのときにお世話になっている「映画.com」が、やっちまったもよう。なんでも、『オデッセイ』の宣伝ビジュアルで、最近のゴシップネタをパロディにしたコンテンツを作ったところ、批判が殺到して謝罪することに。。。…

3月に映画館で観た新作映画9本! イチオシは!?

ピックアップリスト15本の中で、観られたのは4本 先日、3月に観たい新作映画を15本ピックアップしてみたものの、ピックアップした中で観られたのは、わずか4本。 3月公開の新作映画から、観たい映画をピックアップしてみた - シネマとライブと雑多な日々 で…

日本のアニメや映画が大好きな監督が撮ったスペイン映画『マジカル・ガール』

冒頭と最後に流れる長山洋子のデビュー曲「春はSA-RA SA-RA」がいつまでも耳に残って思わずiTunesでぽちっと買いたくなるほど。いまや演歌歌手としてしか知らない人も多いだろうけれど、アイドル歌手だったんだよなぁ、声が伸びやかで歌うまいなぁ、などと思…

♯今日の1本 ポール・グリーングラス監督の『ボーン・スプレマシー』

2002年公開の『ボーン・アイデンティティー』の続編。その後、『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』『ボーン・レガシー』と4作のボーンシリーズが作られているが、ここでは2作目の『ボーン・スプレマシー』について。 原作は、ロバート・ラ…

素直に感動できず、なんかもやっとしたジョナサン・デミ監督の最新映画『幸せをつかむ歌』

2月に観た『ビューティー・インサイド』(この映画、最高だった)のときに流れた予告編を見て、「母と娘の感動ものだぁ」「きっとさわやかに泣ける」と妄想して観に行ったこの映画。※少しネタバレあります。 Twitterなどでは結構、絶賛する声が多いようなの…

♯今日の1本 ラブシーンに思わず涙。地味だけど疲れた心におすすめの映画『歓びを歌にのせて』 

スウェーデン映画である。 2005年の公開当時の雑誌には、「指揮者として大成功をおさめた男が心臓を病み、田舎のコーラス隊の指導を通して、新たな人生の歓びを見い出していく……」と紹介されていた。 果たしてこれは、音楽映画なのか、男の再生の物語なのか…

♯今日の1本 チェ・ゲバラの若き日の旅を描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』

アメリカのオバマ大統領がキューバを訪問するという歴史的なニュースに接し、2004年に公開された、この映画のことを思い出した。 オバマ米大統領、歴史的なキューバ訪問開始 - BBCニュース 今から65年ほど前、アルゼンチンに実在した23歳の医学生・エルネス…

何か起こるかわからない、おどろおどろしさをじっくり味わうべきタランティーノ監督の新作映画『ヘイトフル・エイト』

『キル・ビルVol.1』以来、ずっとご無沙汰していたクエンティン・タランティーノ作品を久々に観た。 タランティーノ作品と言えば、血みどろだし、血みどろだし、血みどろだし…ということで、観に行かなくてもいいかなぁと思っていたけれど、Twitterで流れて…

♯今日の1本 親子もの、少年もの好きにはたまらない! 涙・涙の『ネバーランド』

この映画、とにかく泣ける! 中盤あたりから、涙のツボを押されまくりで、ジワジワ、ジワジワと絶えず涙が流れていた。ピーターを演じるフレディ・ハイモアくんが、とにかくかわいくて、彼が親を慕う気持ちが何とも切なくて、泣けてしまうのだ。 『ネバーラ…

戦争について考えるとき、忘れられない2本のドイツ映画『ヒトラー〜最期の12日間〜』と『白バラの祈り〜ゾフィー・ショル、最期の日々』

人間的な面を持っていたからこそ余計に恐ろしい…。『ヒトラー〜最期の12日間〜』 1945年4月、ベルリンのドイツ首相官邸。 じわじわと迫りくるソ連軍の攻撃によって、ベルリンは収拾のつかない修羅場に陥って行く。ヒトラーは、首相官邸の地下要塞に側近と愛…

♯今日の1本 毒気があるのに心うるうる、ファレリー兄弟の『ふたりにクギづけ』

冒頭のシーンにまず驚かされる。 同じベッドに寝ているふたりの男。目覚まし時計で起きたふたりは上半身裸だ! しかも、ふたりとも筋肉ムキムキで、おもむろにトレーニングを始めるではないか! そして、なぜか室内にある鉄棒。そこに手をつないでぶら下がり…

3月公開の新作映画から、観たい映画をピックアップしてみた

ここのところ、時間があるので新作映画を観に映画館へとせっせと通っている。主に映画館のサービスデーに…。 新作映画については、「映画.com」のスマホアプリがとても使いやすい。公開日ごとに映画のパンフレット写真が並び、お目当ての映画をクリックする…

おしゃれでポップ、だけどベタな演出にムフフと笑えるイタリアの新作映画『これが私の人生設計』

イタリアの小さな田舎町で育った主人公のセレーナが、建築家として世界各地で華々しく活躍するも、「何か違う。。。」と思って故郷に帰国。 ローマで建築家として働こうとしたものの、イタリアの建築業界は昔ながらの男社会のままだった…。 さあ、どうする……

♯今日の1本 濃密でベタなアジアンテイストがくせになる『オールド・ボーイ』

2004年のカンヌ国際映画祭で、『華氏911』に次ぐ賞であるグランプリを受賞した作品。日本の漫画を原作に作られた韓国映画である。 理由もわからず15年間監禁され、ついに解放された男が、誰に、何の理由によって監禁されたのかを突き止めようとする復讐の物…

1%の男たちが繰り広げる痛快じゃない逆転劇! 新作映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

ミーハーなので、第88回アカデミー賞の脚色賞を受賞したという売り文句にまんまとのっかり、公開間もないこの作品を観に行ったのだけど、別に息せき切って観に行かなくてもよかったかな…、というのが正直な感想。 リーマンショックの概要はばくっとは知って…

第16回東京フィルメックスで観客賞に輝いた『最愛の子』

昨年開催された「第16回東京フィルメックス」で観た、ピーター・チャン監督の『最愛の子』。観客賞をとっただけあり、公開直後から話題となって、現在、絶賛上映中。 中国で実際に起こった誘拐事件を、誘拐された側、誘拐した側の双方から描いている監督の視…

♯今日の1本 日曜の夜はコレ! B級ノリが楽しい『ドリームキャッチャー』

『スタンド・バイ・ミー』と『エイリアン』と『アウトブレイク』をごっちゃ混ぜに」したような映画である。 原作は、スティーブン・キング。これを『白いドレスの女』『ボディガード』のローレンス・カスダン監督が映画化した。 当時の宣伝のうたい文句は 「…

♯今日の1本 是枝裕和監督の『誰も知らない』 

昨日開催された第39回日本アカデミー賞で、是枝裕和監督が最優秀監督賞を受賞した。 その受賞スピーチで(記憶で書いたので、監督の正確な言葉ではないけれど…)、「2年ほど前までは日本アカデミー賞には縁がないものと思って、テレビを見ながら言いたい放題…

#今日の1本 原作本を超えた爽快感が味わえる「魂萌え」 

桐野夏生の原作本は衝撃的だった。「夫の浮気」や「財産を狙う子ども」という題材はよくある話だろう。それが、彼女の手にかかると、ドロドロの怨念の世界へ行くのではなく、59歳の女性の凄みのある、それでいて一種さわやかな成長物語へと結実する。 夫に10…

過去に感動した作品をもう一度観るべきか、『グリーン・デスティニー』に関連して。。

ここのところ、Twitterで『グリーン・デスティニー』のタイトルを観るなぁ、なぜだろうと思って検索したら、 「グリーン・デスティニー」の続編が「Netflix」で16年2月26日に全世界同時配信! : 映画ニュース - 映画.com というニュースが出てきた。なんだ、…

観たあと、幸せ気分になれる。韓国映画『ビューティー・インサイド』&『ダイナマイト・ファミリー』!

1役を123人が演じるというぶっ飛びの設定で魅せる『ビューティー・インサイド』 自分の恋人が、朝目覚めるたびに、姿形ばかりか性別、年齢までもが変わってしまう病気だったら…。そんな人を愛することができるのだろうか。 あり得ない設定なのに違和感ないど…

予備知識を入れるか入れないか!? 新作映画『オデッセイ』&『スティーブ・ジョブズ』のはしごで感じたこと

火星サバイバルに集中してほしかった『オデッセイ』 映画館に行くときは、なるべくなら予備知識を入れない派だけど、そもそも予備知識がないと、その映画を観ようとも思わないわけで、何とも悩ましい。 そういう意味では、大ヒット上映中の『オデッセイ』は…

第88回アカデミー賞の行方…

今日は朝から、WOWOWで「第88回アカデミー賞授賞式」を鑑賞。 今年のアカデミー賞は、演技部門のノミネートがすべて白人俳優ばかりということで、開催前から物議をかもしていたが、司会を務めた黒人のコメディアン、クリス・ロックは、のっけからブラックジ…

♯今日の1本 サッカーファン必見の『ベルンの奇蹟』

アディダスの創始者はアディ(アドルフ)・ダスラーという名前である。 思わず「へぇ〜」ボタンを押したくなるようなネタのこの話(古すぎる!)、2005年公開のこの映画を見るまではその事実を全く知らなかった。 1954年、サッカーW杯の決勝戦で、西ドイツと…

♯今日の1本 ほろ苦く、かなり切なく、それでも心がポッとあったかくなる『やさしい嘘』

青空が気持ちいいこんな日は、やさしい気持ちになれる映画がおすすめ。 2004年に公開された『やさしい嘘』は、エカおばあちゃんを悲しませないために、その娘マリーナと孫娘アダがついた“嘘”。その嘘をめぐって展開する物語だ。 あらすじと題名から、文科省…

ドキュメンタリー映画『シリア・モナムール』が今夏公開されるそう…

朝、Twitterをチェックしていたら、以下の記事が紹介されていた。 www.huffingtonpost.jp この記事を読んで思い出したのが、昨年「山形国際ドキュメンタリー映画祭2015」で観た『銀の水ーシリア・セルフポートレート』。映画祭で観た作品については、感想をT…

♯今日の1本 恋の残酷さを描きながら、心に残るシーンであふれている『ジョゼと虎と魚たち』

記念すべきブログ開始日。 何の映画について書こうと思いをめぐらせたとき、12年も前に観たこの映画が思い浮かんだ。少し前に見たKstyleの記事「日本映画が韓国で1位に…妻夫木聡『ジョゼと虎と魚たち』人生で忘れられない恋愛映画に選ばれ、12年ぶりに再公開…